私が神社好きだというのはもう皆さんご承知のことかと思いますが、そんな神社好きな私がおススメしたいのが「神社参拝が楽しくなる、はじめての『古事記』」という講座です。

10月28日日曜日に札幌で初めて開催されます。

『古事記』とは日本の成り立ちが書かれた我が国最古の歴史書となりますが、ほとんどの人は「名前は知っているけど内容はよく分からない」という感じなのではないでしょうか?

やはり日本人である以上は自国の成り立ちはきちんと知っておきたいところ。

かのイギリスの歴史学者トインビーは「神話を忘れた民族は100年以内に滅びる」と言っていますが、まさに日本人はそんな状態になってしまっていると危惧しています。

と、偉そうなことを言っていますが、そんな私も恥ずかしながらほんの数年前まで我が国の神話や成り立ちは知りませんでした。

しかし!ある講座に出会い、ある人と出会ったことによって楽しく『古事記』を学ぶことができました。

そう、その講座こそが今回私がおススメする講座・・・とはちょっと違うのですが(違うんかい!)、しかし講師は同じ大塚先生となります。

大塚先生は國學院大学文学部ご出身ということで、日本の神話や成り立ちをガッツリと学問として学ばれています。

なので、その知識は確かなものです。

さらに大塚先生はヴィジョナリー・カンパニー社の社長さんなのですが、この会社はいわゆる「オラクルカード」の世界では「知らない奴はもぐりだ!」というぐらいの会社です。

数多くのオラクルカードを出されているのですが、その中の一つが日本の神様を題材にした「日本の神様カード」です。

『古事記』は普通に読もうとするとなかなかにとっつきづらく、読み進めるのに苦労しますが、豊富な知識を持った大塚先生が見た目に楽しい「日本の神様カード」を使いながら非常に分かりやすく解説してくれるというのがこの講座の最大の特徴と言えます。

『古事記』には300柱を超える様々な神様が登場するのですが、その中でも「特にこの神様を押さえておけば、全体の8割は理解できる!」という神様を厳選して紹介してくださいます。

タイトルに「神社参拝が楽しくなる」とありますが、神社は神様が祀られているところです。

そして『古事記』が分かれば、なぜその神社にその神様が祀られているのかとか、なぜその御利益があるのか、といったことも理解することができ、まさに神社参拝が楽しくなります。

例えば北海道神宮を始め北海道の多くの神社では大国主神(オオナムチ)や少彦名神が祀られていますが、これはこれらの神様が国作りを行った神様であり、そこから転じて開拓の神様だから開拓地であるここ北海道で多く祀られているということを理解するとちょっと楽しくなってきませんでしょうか。

「日本の神様や神社に興味はあるんだけど、どうやって学べばいいか分からない」という方には入門編としてうってつけの講座と言えます。

 

≪神社参拝が楽しくなる、はじめての『古事記』≫

■日時:2018年10月28日(日)11時~13時

■料金:3,500円

※会場など詳細やお申込みについてはコチラのサイトにてお願いします