今年の初めに確か「めざましテレビ」で紹介されていたと記憶していますが、「日本で一番危険な神社」が取り上げられていました。

しかもそれはなんとここ北海道に存在するというのです。

その神社の名は「太田神社」。

せたな町という札幌から車で高速道路を利用しても約6時間かかる日本海に面した町にあります。

この神社、何が危険って、本殿が標高485mある太田山の中腹、標高約330m付近にある「北尋坊の崖」の岩窟の中にあるのです。

もちろん山奥に鎮座する神社は全国に沢山ありますし、究極、富士山の山頂にある「富士山本宮浅間大社」を参拝するのは結構大変でしょう。

しかしそれを差し置いて太田神社が日本一危険な神社と呼ばれるのにはわけがあります。

危険ポイント① 熊注意!

いきなりですが、熊が出没するおそれがあります。当然襲われれば命の保証はありません。

危険ポイント② 落石注意!

いきなりですが、崖ですので落石のおそれがあります。当然直撃すれば命の保証はありません。

危険ポイント③ 最初に出迎える最大傾斜50度の石階段

熊出没、落石上等!ということで鳥居をくぐるといきなり待ち構えているのが平均斜度40度、最大斜度50度の石階段です。

体感覚的にはほぼ直角。しかも階段の幅は非常に狭く、常にかかとは浮いた状態に。

一応落下防止のためにロープも用意されていますが、とにかくこれがスタートラインです。

危険ポイント④ 急な山道

石階段をのぼり終えると待ち構えているのが急な山道です。熊や落石も注意ですが、滑落すれば命の保証はありません。

ちなみにこのエリアはマムシ注意でもあるようです。当然噛まれれば命の保証はありません。

危険ポイント⑤ 最後の難所「北尋坊の崖」

様々な難所をクリアし最後に待ち受けているのが「北尋坊の崖」です。

約7mの崖を鎖状の大きな鉄の輪を使ってよじ登っていきます。

この崖のスタート地点自体が幅1m程度の足場なので、もしも途中で落下すると7mどころではなくさらにその下まで滑落するおそれがあります。当然そうなれば命の保証はありません。

 

これらの難関を見事突破して辿り着いた本殿には道ひらきの神様である猿田彦大神が祀られています。

転職や起業される方は参拝してみてはいかがでしょうか?

私は参拝したことがないですし、そこまで危険な思いをしてまで参拝したいとは思わないのですが、世の中には「危険なほど燃える!」という方も沢山いらっしゃるようで、検索すれば写真付きのブログがヒットするかと思います。

今回は文章だけなのでなかなか危険度合が伝わらないかと思いますが、ぜひそれらの写真を見ていかに危険なのかを感じていただければと思います。

その上で参拝されるという方は・・・どうぞご無事で!